石の上にも三年という言葉あるように、3年間働くと一人前と言われます。
銀行員になって3年目で、転職を考えているあなた!
いまあなたの転職力はかなり高まっています。
結論から言えば、あなたがこれまでの仕事で獲得した経験や業務スキルは他社に入社した同級生よりも優れているからです。
こちらの記事では、なぜあなたが他社の同級生よりも優れていると言えるのか、また転職市場で引く手数多となる可能性が高いのか、を解説していきます。
転職を悩んでいるのであれば、まずは準備と行動をはじめるのが「吉」です。
この記事であなたの背中を優しく押すことができれば幸いです。
なぜ3年という期間なのか?
そもそも、なぜ3年という期間が過ぎれば一人前なのでしょうか。
これは「1万時間」という数字がカギになります。
1つの業界や業務スキルを身につけるためには1万時間が必要と言われています。
1日の就労時間が9時間とすると、約3年で1万時間に到達します。
ただし。
主に渉外係は残業が多いため、もう少し早く1万時間に到達するでしょう。
こういった計算から考えると、3年目に入ると一人前となり転職に適したタイミングが訪れるということになります。
若手銀行員が転職市場で人気な3つの理由
にわかに信じがたい話かもしれませんが、若手銀行員は転職市場で引く手数多という人気があります。
いくつかの理由がありますが、私が実際に転職してみて感じた理由を3つにまとめました。
- 基本的なマナー・業務スキルがある
- 数字に強い
- 営業が強い
それぞれの理由を1つずつ詳細に見ていきます。
1:マナー・業務スキルがある
あなたは銀行員ですので、実感がわかないかもしれませんが銀行員は基本的なマナーや業務スキルが身についています。
これはお金を扱うという仕事柄、しっかりと教育されているからでもあります。
また、この後にも触れますが、渉外係を担当していると中小企業経営者と接することになり、マナーが鍛えられる一面もあります。
一方、内勤の銀行員は事務スキルが高まります。
とくに人員が少ない地銀や信金などで働いていた人は事務作業のスピードが身につきます。
正確かつ迅速な事務処理ができるという面で転職市場で重宝されます。
2:数字に強い
こちらも銀行員にとっては当たり前のことですが「数字に強い」ことが強みとなります。
多くの銀行で入社後に次のような資格を取得することになります。
- 簿記
- FP検定
- 銀行業務検定
資格の勉強や日々の業務を通じて、日々数字と戦っています。
計算スピードや現金を取り扱う業務は他の企業から見たとき、信頼できる人材に任せなければならない業務となります。
そこで元銀行員の事務職や内勤職員に頼りたいと考えることは一般的な判断と言えます。
3:営業に強い
銀行員は営業に強いと評価されます。
これは必ずしも渉外係に適用される評価ではありません。
窓口に座るテラー職員や内勤の事務職員も電話営業などを行うことから、全職員が営業経験があることになります。
銀行の営業は他社と比べてお金を扱っているため、高い営業スキルとお客さまとの信頼関係が求められます。
自分たちでは気付きませんが、他の企業からは銀行での営業経験が非常に重宝されることになります。
転職したい!と思ったら
そろそろ転職しようかなと考えているあなたに転職に向けた手順をご紹介していきます。
銀行員は働きながら転職活動することが難しい職業です。
毎日の仕事が忙しく、転職活動の時間が取りにくいからです。
結論から言えば、パートナーを決め、ほぼ丸投げで進めることが最適です。
ポイントを次の3つにまとめ、ご紹介していきます。
- パートナーを決める
- 日程調整などは丸投げする
- 面接に集中する
転職活動のパートナーを決める
転職活動では「エージェント」と呼ばれる仲介のプロがいます。
このエージェントはあなたの転職活動のパートナーとなります。
あなたが信頼できるパートナーを早く決めることが重要です。
転職エージェントは有名な大手から、業界に特化した中小型エージェントまで様々です。
いくつかの転職エージェントへ登録し、情報収集することをおすすめします。
日程調整を丸投げする
転職活動で面倒なことが「面接の日程調整」です。
企業側と直接やりとりすることになると、手を煩わせることになります。
ここで活用したいのが、先ほど説明したエージェントです。
エージェントに企業側との調整を丸投げし、面接日程を調整してもらいましょう。
ほぼ丸投げすることになりますので、信頼できるエージェントを見つけることが大切です。
面接の準備に集中する
あなたは転職面接の準備に集中しましょう。
転職活動の面接は就活のものとは異なります。
あなたがこれまでの銀行員生活で身につけたスキルや業務をしっかりとPRすることが大切です。
そのため、事前の準備が欠かせません。
仕事の後の貴重な時間を面接の準備にあてることで転職成功が近づきます。
面接の準備に関しては次の記事も参考にご覧ください。

まとめ
こちらの記事では「3年目を迎えた銀行員の転職」についてご紹介してきました。
もし転職するかどうか悩んでいるのであれば、とりあえず情報を集めるため転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
あなたの市場価値が思っていたよりも高く、転職意欲が高まることも考えられます。
新たなキャリアで更に活躍している自分をイメージできるかもしれません。
こちらの記事があなたの転職活動に少しでも参考になれば幸いです。
最後に当サイトで厳選したおすすめ転職エージェントをご紹介します。
コメント