転職面接における合格フラグと不合格フラグの見分け方

転職活動の注意点

転職面接や就活面接では、結果通知の前に「それとなく結果が伝えられる」ことがあります。

いわゆる「フラグ」です。

ちまたには「これがでたら合格フラグ」「こういわれたら不合格フラグ」という噂がたくさんあります。

今回は、転職の経験と採用担当の立場の経験をもとに、合格フラグと不合格フラグの例を挙げて「なぜこれが合格フラグなのか」という理由を加えて解説します。

合格フラグの事例とは?2つのパターンをご紹介

まず、合格フラグの事例を2つご紹介します!

面接官から面接の感想を言われる

1つ目の合格フラグ事例は次がポイントになります。

  • 面接の終わりに「面接についての感想」を言われれば合格フラグの可能性大

転職面接や就活面接では、面接の最後に面接担当者が「終わりの言葉」を言います。

終わりの言葉には、単に面接を締める役割だけでなく、暗に合否のフラグがたっていることが多いのです。

一般的に終わりの言葉には、面接担当者の感想が添えられます。

「今日はありがとうございました。結果は後日郵送します。」と言われたとしたら、不合格フラグの可能性が高いでしょう。

なぜならば、合格の場合の結果通知は郵送ではなく電話連絡がほとんどです。

結果は郵送と言われただけで、十分に不合格フラグがたってしまっています。

一方、面接担当者が笑顔で「今日は一言一言からやる気を感じることができました。ありがとうございました。」と言えば、合格フラグがたっています。

転職面接や就活面接で一番大切なポイントは、面接担当者にいい印象を与えることです。

面接担当者は、転職者や就活生の中からいい印象を受けた人の中から採用者を決定します。

「面接を通してやる気が感じられた」という言葉は、いい印象を受けたという気持ちを伝えるための最高の褒め言葉ではないでしょうか。

資料を入念にチェックされる

2つ目の合格フラグ事例は次がポイントとなります。

  • 面接の終わりまで資料を見続けていれば合格フラグの可能性あり

合格フラグと不合格フラグには、面接担当者の言葉だけでなく、ちょっとした動作にあらわれることもあります。

その中でも「資料の扱い」は合格フラグと不合格フラグの見分けが簡単につく動作です。

面接担当者にとって、転職者や就活生から提出された資料は大切な判断材料です。

そのため、合格を考えている人の資料は履歴書であっても職務経歴書であっても大切に扱います。

しかし、不合格を決めた転職者や就活生の資料は返送することになるため、できるだけ汚さないように触らないようにする傾向があります。

例えば、面接中に面接担当者が資料を脇にずらして置いた場合は不合格フラグと考えていいでしょう。

「脇に置く」という動作は「自分はもう必要ない」ということを意味しています。

面接中に資料が必要なくなったということは、結果が出たということになり「面接は終わった」ということなのです。

一方、面接が終盤になっても面接担当者が履歴書から目を話さなかったり、職務経歴書を読み込んで質問を探し続けている場合は、合格フラグがたちかかっている可能性が考えられます。

資料を見続けているということは、不合格ではないけれど、合格への決定打もみつけられていない状態なのです。

合格フラグはたたせなければなりません。

面接担当者が資料を見続けているときには「最後のひと踏ん張り」と思って頑張りましょう。

不合格フラグの事例

次に面接で見られる不合格フラグの事例を2つご紹介します。

あからさまな褒め言葉は注意

まず1つ目の不合格フラグは次がポイントとなります。

  • 「わが社に来てほしいですね」というあからさまな褒め言葉は不合格フラグの可能性大

面接の終わりに「面接についての感想」ではなく、「転職者自身や就活生自身への感想」を言われたときには不合格フラグの可能性も考えられます。

なぜならば、その人自身を褒めるということは

  • 気分を害さずに帰ってほしい
  • 会社の印象を少しでもよくしておきたい

という気持ちがある可能性があるからです。

これから先も面接が続くようならば「気持ちよく終える」「気持ちよく帰ってもらう」ということは気にしないのではないでしょうか。

しかし、「この人と会うことは二度とない」と思えば、少しでも気持ちよく終えたいと思うものです。

結果が不合格にも関わらず「すばらしい面接でした」と言ってしまえば、不採用通知を受け取ったときに納得できず「落とした理由を知りたい」といわれるかもしれません。

そのため、面接担当者は面接にはあえて触れずに「その人」を褒めて、気持ちよく面接を終えようとするのです。

人は「笑顔が素敵ですね」「好青年ですね」と言われると、気分はよくなりますが面接とは全く関係ない部分で褒められています。

また「わが社に来てほしいですね」という言葉は合格フラグと誤解されることが多いのですが、これも褒め言葉の一つとして受け取った方がいいでしょう。

「わが社に来てほしいですね」「わが社に欲しい人材ですね」と言われると、内定と思い込んでしまう人がいますが、これは内定ではありません。

「わが社に欲しい人材ですね」の言葉のあとには「でも、わが社にはもったいない人材ですね」という言葉が続くことも多いのです。

必要以上に自分自身を褒められたときには「褒めて気持ちよく終わらせようとしている」不合格フラグの可能性が大きいのかもしれません。

応援されると不合格の可能性大

2つ目の不合格フラグの事例のポイントはこちらです。

  • 「頑張ってください」という応援は不合格フラグの可能性大

面接の最後に面接担当者から応援された場合は、不合格フラグと受け取っていいでしょう。

優秀な人材で「絶対にわが社に欲しい」と思えば、面接担当者は「もう転職活動はストップしてほしい」と思うはずです。

少し前の就活の場合は、それ以上の就活をさせないためにさまざまな手をつくし、問題になったこともありました。

それにも関わらず「まだ転職活動は長いですよね。頑張ってください。」「これから暑くなるから体調に気をつけて活動してくださいね。」と言われたということは、「わが社は合格通知は出しません」と間接的に言われたようなものかもしれません。

一方、面接の終わりに「他社との進み具合」や「進行状況」について聞かれたときには合格フラグの可能性があります。

しかし他社との進み具合を気にしているということは、合格にしようかどうか迷っている状態であることが多いのです。

「合格フラグがたった」と気を緩めず、聞かれたことに対して誠実に答えて合格フラグを勝ち取るようにしましょう。

フラグにこだわらずに冷静な面接を

最後に、面接を通過するためのポイントをお伝えします。

  • 合格フラグをたたせるコツは「フラグこだわりすぎないこと」

合格フラグをたたせる人ほど合格フラグにこだわりを持っていない傾向があります。

フラグにこだわっていると、面接担当者の一挙手一投足に態度が変わっていまい、自分を見失ってしまうことがあるのです。

また、面接をしていると突然あきらめた態度に豹変する転職者や就活生がいます。

ちまたにあふれている「フラグ情報」を知り過ぎているため、面接担当者の一言で「あー、落ちたな」と勝手に合否を決めつけてしまっているのです。

面接の結果は最後までわかりません。

例え不合格フラグが出されていたとしても、あきらめない粘り強い態度が最後に評価されることもあるのです。

一方、面接が順調に進み合格フラグを出してはみたものの、転職者や就活生が最後に油断して「言ってはいけない言葉」をボロッと言ってしまうこともあります。

面接担当者は、よほどの決定力と自信がなければ面接の場で合否を転職者や就活生にはっきりと伝えることはしません。

フラグは前兆であり、結果通知ではないのです。

「最後の最後に覆される可能性もある」ということを頭のすみに置き、最後まで結果を自分で決めつけずに諦めないことが合格フラグをたたせるコツなのではないでしょうか。

確かに合格フラグと不合格フラグは存在するでしょう。

しかしフラグの出し方は、面接担当者によって異なり、転職者や就活生の受け取り方によっても異なるものなのです。

結果通知を受け取るまではあきらめない粘り強さも転職活動には大切なことなのではないでしょうか。

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